新郷村産生乳100%、特産飲むヨーグルト。

2019/04/26 - ファンクラブ通信

ミステリーと酪農と。

青森県新郷村といえば、不思議な言い伝えが残る、神秘の村である。「キリストの墓」「大石神ピラミッド」など、ロマン溢れるパワースポットに興味を抱いてドライブに出かけたという人も多いことだろう。自分もその一人であるのだが、そのときに初めて見た、新郷ののどかで自然豊かな風景は、何年も経った今でも心に残っている。

そんな自然にも恵まれた新郷は、青森県の酪農発祥地とされている。そのPRを行う、道の駅を含む施設「間木の平グリーンパーク」内の「ハム&ミルク工房」が製造販売する、飲むヨーグルトが人気だ。パークや工房の運営を行う「新郷村ふるさと活性化公社」の事務局長・角岸秀伸さんに話を聞く。

「今日は大石神ピラミッドでないの?」と、角岸さん。実は角岸さんとお会いするのは2度目。初めて新郷を訪れたときに、一緒に大石神ピラミッドに登ってくださったのだ。大石神ピラミッドは巨岩怪石からなる丘陵で、過去のとある調査でピラミッドの条件に合致すると言われたともいう、まさにミステリーなスポットだ。角岸さんはキリストの墓の解説者でもあり新郷のミステリー話に詳しい。とても興味深い内容なのでご紹介したいところだが、今回のテーマは飲むヨーグルト。次の機会を待つことにしよう。

ということで、新郷の酪農。角岸さんによると、昭和初期頃に新郷で初めてバターが作られたことが、青森県の酪農の始まりだという。県の酪農史に「発祥地は戸来村、現新郷村」と記されているそうだ。その後大手乳製品メーカーの工場も建ち、酪農産業は発展。「どこの家にも、たいがいベコ(牛)の賞状があったよ」と、角岸さん。

しかし、工場は閉鎖されてしまう。「ベコの乳はしぼっても商品化することがなくなってしまった。酪農発祥の地として、それでいいのかと」。そんななか、ハム&ミルク工房のオープンが決まると、角岸さんは「新郷の牛でもう一度酪農を」という想いを胸に、工房の商品開発のため、オープン前から力を尽くした。牛乳やアイスクリームなども作ったが、ヒットしたのは飲むヨーグルトだった。菌を安定させるのが難しいため、同僚と工場に寝泊まりして数時間おきに味をみるなど、最も苦労した商品だという。「ちょっと寝坊して、しまったと思ったら偶然美味しいものができて」と角岸さんは笑う。試験とハプニングを繰り返した末にできた、飲むヨーグルト。口コミで人気が広がり、工房はもとより村の看板商品にもなった。

深いコクで善玉菌もたっぷり。

新郷村特産飲むヨーグルトは、新郷の牛の朝搾りたて生乳を100%使用。添加物は一切入っておらず、1ccあたり13億個の善玉菌が入っている。「このあたりに住む人たちの冷蔵庫にはだいたい入っているはずですよ」と角岸さんが話すとおり、村民の方々も愛飲しているようだ。

平成19年には、生乳とオリゴ糖しか使わず雑味のないピュアな味わいが特徴、48時間熟成の「飲むヨーグルト ザ・プレミアム」も登場した。これが平成26年にご当地ヨーグルトグランプリで金賞を受賞すると、人気はさらに高まり、いよいよ全国区となった。

全国区と聞き村民への供給が心配になったが、「第一は村民だから。村民に飲んでもらうために作っている」と角岸さん。このエピソードには、心がほっこり温まった。

誕生から20年を越えてもなお、愛されている飲むヨーグルト。その品質と味わいは、飲んでみるとわかる。村民の方々のように冷蔵庫に常備しておけば、毎日のヨーグルトタイムが楽しみになりそうだ。

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[大人のための北東北エリアマガジン rakra ラ・クラ ライター 井藤 雪香]
 

 

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