日本有数の港町八戸が誇る、絶品のブランドサバ。

2018/12/28 - ファンクラブ通信

「八戸前沖さば」って?

本州最北端のサバの漁場である八戸前沖は、早い時期から海水温が下がる。そのため、ここで獲れるサバは、他地域のサバよりも、脂肪分が豊富に含まれるという。これに着目した「はちのへ観光誘客推進委員会(現八戸観光創造委員会)事業開発部会」が、2008年7月、「八戸前沖さばブランド推進協議会」を設立した。

この協議会がブランドとして認定したサバが、「八戸前沖さば」である。協議会は、水揚げ状況、粗脂肪分、重量などを参考に、毎年認定する漁獲期間を定めている。この期間中に三陸沖以北の日本近海で漁獲し、さらに八戸港に水揚げされたサバのみが、八戸前沖さば。なかでも特に大型のものは、「銀鯖」という。

協議会事務局によると、脂ののりは、専門機関で検査してもらっているとのこと。その結果に基づいてブランド化しているサバは、ほかにはないそうだ。市場や飲食関係者から「日本一脂がのったサバ」と評されることもあり、トロにも負けない脂の旨味を楽しめる。近年は空前のサバブームも巻き起こっているから、味わってみたいと思う人も多いのでは。八戸に行けば、提供店で、さまざまな料理でいただくことができる。また、土産で買うこともできる。ブランドのロゴマークが目印だ。

ブランドロゴ

珍チャレンジが教えてくれる、多彩なサバ料理

ところで、協議会事務局のスタッフたちは、このようにブランドにもなっている八戸のサバを愛してやまないそうだ。なかでもサバ好きのOさん、通称さばまささんは、2018年10月26日から38日間行われた「38DAYS」というイベントで、毎日サバを食べるという、おもしろい企画に挑んだ。

期間中に食べたサバ料理を協議会facebookで発信。その中身をのぞくと、地元業者が製造する八戸のサバを使った特産品や、地元飲食店が提供するサバ料理がズラリと並んでいた。サバ棒寿司、しめさば、串焼き、サバ出汁ラーメン、サバ出汁せんべい汁、漬け丼、クッキー、カレー、トマト煮……。バラエティに富んだ、多彩なメニューの数々。「八戸にこんなにサバ料理があったのかと、私もびっくりしましたよ」と、さばまささん。「まだまだあるんです」と言うので、ぜひ第2弾にもチャレンジしていただきたいと思ってしまった。なぜなら、このチャレンジを通して、地元民でもカバーしきれない数々のサバ料理を知ることができるからだ。食べてみたい八戸のサバ料理を見つけることができる、とてもありがたい企画である。

ちなみにこのチャレンジは、「サバの駅」の「サバの串焼き」からスタートし、「俵屋」の「八戸前沖銀さばトロ漬け丼」で締めている。この2つの店は、どちらも八戸前沖さばを扱う専門店であり、俵屋店主の沢上弘さんは、八戸前沖さばのPRを当初から一生懸命やってこられた方であると、さばまささんから聞いた。だから、誰よりもサバ愛が強く、想いを込めて料理するそうだ。サバ職人が創った味。サバ好きが認める味。八戸を訪れたら、ぜひ味わってみたい。

俵屋の八戸前沖銀さばトロ漬け丼

サバを堪能できる、イベントがおもしろい!

八戸のサバの楽しみ方が、もうひとつ。協議会が主催する、年に一度のイベントだ。2018年は、前述の38DAYSが八戸前沖さばが揚がる時期(10〜11月頃)に、サバにちなんで38日間、開催された。

魚市場見学の様子

期間中の10月28日に「マチニワ」で行われた「まちのさばフェス」では、日本初となる、八戸前沖さばヒレ酒をふるまったとのこと。さばまささんによると、とても風味が良かったそう。どこにも売っているところはなく、イベントのオリジナルだ。また、同じくまちのさばフェスで行われた、八戸前沖さば串焼き体験も好評だったという。これらは来年のイベントにも登場するかもしれないし、今年限りかもしれない。一期一会の体験も、イベントの醍醐味だ。

サバの串焼き体験

11月4日には、「八食センター」で「いちばのさばフェス」が開催された。ここでは、12回目となる「八戸前沖さばアイディア料理コンテスト」も開催。プロの料理人が思いつかないような自由な発想のサバ料理を、幅広い世代から募集しグランプリを決める、イベントの目玉のひとつである。第1回のグランプリ「サバップル」など、商品化されたものもあるだけに、注目度が高い。今年は、「サバフェランチ☆」がグランプリを獲得したそうだ。

ほかに、魚市場の見学会や、八戸前沖さば製品の工場見学会、サバ捌き体験など、普段は体験できないような企画も、期間中に行われた。食べるだけに終わらない、サバをとことん愉しみ尽くすイベント。来年はどんなイベントになるのか、今から楽しみだ。

イベントといえば、余談になるが、2019年1月11日〜20日、東京ドームで「ふるさと祭り東京2019」が開催予定である。なんとここで、さばまささんがチャレンジで締めに選んだ、俵屋の八戸前沖銀さばトロ漬け丼が食べられるというから、お知らせしておきたい。実はこの丼ぶりは、「全国ご当地どんぶり選手権」本戦で2度のグランプリに輝き、殿堂入りした「殿丼(でんどん)」の称号を与えられている。今回は、数々の殿丼も投票対象になるのだとか。この機会に、ぜひご賞味あれ。

 

ふるさと祭り東京
2019.1.11[金]〜1.20[日]東京ドームで開催!
https://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/
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●八戸前沖さば情報
八戸前沖さばの最新情報やイベント情報の他、都内で食べられるお店の情報も配信中

八戸前沖さばブランド推進協議会  http://www.8saba.com

38DAYS  http://www.8saba.com/38days/

[大人のための北東北エリアマガジン rakra ラ・クラ  ライター 井藤 雪香]

 

 

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