亀戸(かめいど)+八戸(はちのへ)=「kamenohe」

2024/08/27 - ファンクラブ通信 | 八戸市

-洋風な空間に八戸が-

亀戸駅北口から徒歩4分のところにあるkamenohe。店長の米内口さんが経営するこのお店の名前は、亀戸(かめいど)と八戸(はちのへ)を掛け合わせたもので、内装、外装ともに洋風な店構えだ。おしゃれな店内は落ち着いた雰囲気を感じさせる。

米内口さんは八戸市の白銀出身。上京後も地元の仲間達と集まる機会が多かったという。東京に点在する、八戸にゆかりのあるお店に度々立ち寄っていたこともあり、地元の知り合いが集まりやすく、親しみやすい場所をつくろうと2018年にお店を立ち上げた。

 

 

 

 

 

-地元食材や郷土料理をアレンジ-

食材はなるべく青森県産のものを仕入れるようにしている。必要な食材のほかに、農家さんのおすすめの食材や、その時期の旬の食材を提供してもらうこともあるという。

洋風な店構えのとおり、この場所はもともとフランス料理屋さん。八戸や青森を求めてやってくるお客さんはもちろん、外観のイメージで入店してくるお客さんも多い。

八戸の食材や郷土料理の提供にこだわりながらも、お客さんの入店時のイメージを壊すことのないよう、そして農家さんの収穫状況によって変化する食材をお客さんにおいしく提供できるよう日々邁進している。

-メニュー紹介 -

「鯖ユッケ」

さばの漬けに、特製のタレをあえた一品。ゴマ油の香りが食欲をそそる。口に入れるとさばの旨味と特製タレが相性良く絡み合う。そこに卵黄も絡めると、コクが出てとろけるような口当たりに変化する。

ユッケに使われる魚は白身魚やマグロ、サーモンなどが主流の中、八戸自慢のさばを使用した米内口さんおすすめ料理の一つ。

「グラタンフライ」

マカロニを春巻きの皮でギュッと包んで揚げられたグラタンフライ。外側はカリカリ、中はマカロニのもちっと、とろっとした食感。ボリュームもあり、味、量ともに大満足できる。

この料理は、米内口さんも小さいころからお世話になったというむつ食品の商品をオマージュしたもの。お店の立ち上げを検討しているころから「お店をやるならむつ食品の商品を自家製で提供したい」と考えていたという。

「イカの塩辛とフライドポテトのバター炒め」

ついつい箸が止まらなくなるフライドポテト。そこに塩辛の塩味とバターのコクが加わったお酒好きにはたまらない一品。珍しい組み合わせだが、相性ばっちり。

イカの塩辛はもちろん八戸産。サクサクのフライドポテトとコリコリとしたイカの食感がクセになり、いくらでも食べられる美味しさ。

「りんごとトマトのカプレーゼ」

青森県産のりんごをカプレーゼに使用。リンゴの甘みとトマトの酸味が絶妙で、さっぱりと食べられるデザート感覚のサラダに仕上がっている。

モチモチのチーズとシャキシャキのりんごの食感が楽しく、見た目も鮮やかなため、味覚と視覚の両方で味わえる一品。

「せんべい汁」

言わずと知れた八戸のB級グルメ。鯖節からとった出汁で仕上げた醤油味のスタンダードスタイルがkamenoheのせんべい汁。野菜や肉などの具材もたっぷり入っているため、大満足の一杯だ。どこか懐かしく、心安らぐ味が体にしみわたる。

このせんべい汁にうどんを入れて食べることもできる。あっさりとした優しいスープとうどんの相性は抜群だろう。

「南部せんべいのカレーピザ」

ピザ生地に南部せんべいを使用したカレーピザ。kamenohe自慢のオリジナルカレーとチーズをせんべいに載せて焼いた一品。スパイスの効いたカレーとまろやかなチーズのコクのバランスは絶妙。

シンプルな味の南部せんべいは、カレーとチーズの味をより際立たせる。カレーを載せた中心はしっとり、外側はカリカリで、食感も良く病みつきになる。

 

-八戸が集まるお店-

kamenoheに来店するお客さんの89割は近隣住民や職場が近くの方で、12割はネット等で見つけてくれた地元出身者の方。

地元出身者は「出身はどこですか」「親が八戸出身です」など、お客さん自ら話しかけてくれるそう。また、八戸出張に行く方や予定している方なども多く、そのお客さんからは「良いごはん屋さん、居酒屋さんは知らないか」など聞かれることも少なくないという。

来客の大多数である近隣のお客さんに関しても、「地元は八戸である」「親族が八戸」という人が意外といるとのこと。また、近隣店舗のオーナーさんやその家族が青森関係者など、周りに青森と接点がある方が多いそう。

米内口さんは、「良い物件があった場所がたまたま亀戸だったが、その場所に多くの青森関係者がいる」と驚きながらも少しうれしそうに話す。

青森の地酒や郷土料理を多数扱っているほか、お店の雰囲気に合わせたアレンジメニューまで取りそろえるkamenohe。是非一度味わってほしい。

 

kamenohe

【住所】〒136-0071 東京都江東区亀戸1-36-4 ウカジビル102

【電話】03-5875-0529

【営業時間】(月~金)  11:30 – 14:00 ラストオーダー13:30

             17:00 – 23:00 ラストオーダー22:30

 (土・祝日)17:00 – 23:00  ラストオーダー22:30

【定休日】日曜日

【アクセス】亀戸駅北口から徒歩4