三戸町名物元祖まける日

2019/03/01 - ファンクラブ通信

江戸時代から続く年に一度の大売り出し

「三戸町名物元祖まける日」は、県内各地で行われる「まける日」の中でも一番歴史が古く、380年以上前から続く商人の心意気をみせる一大イベントだ。4、50年ほど前は、毎年旧正月に行われ、早朝4時から午前中まで買い物客でにぎわうので「まける朝」ともいわれていた。最近では、年に一度のお楽しみとして2月の土日(不定期)に定着している。

餅まきは人の波!波!波!

イベントの目玉は、1日3回行われる餅まき。誰でも参加することができ、2日間で1200個用意されている。お餅が投げられるたびに、大きな歓声があがり、人だかりからたくさんの必死な手が伸びて、参加者のボルテージも最高潮! 絵本「11ぴきのねこ」シリーズで知られる故 馬場のぼるさんは三戸町生まれ。そのキャラクターたちも参加し、様々なまちづくり活躍している。

子どもも大人もお餅の争奪戦だ

ていねいに包まれた袋の中には、紅や白のお餅と参加店のサービス券や2日間有効の共通お買物券2000円~3000円、三戸町認定の特産品詰め合わせ引換券など豪華景品が入っている。もちろんお餅も食べられるし、ハズレなし!

3000円の商品券をゲット!

くつろぎ横丁で使えるサービス券

事務局によると、お餅をゲットするには陣取る場所が肝心なのだとか。会場の真ん中あたりが有利で、フード付きの上着を着ていてフードの中に運よく入ることも。11時の回が一番混み合い、2日目の最終回が穴場だという。

伝統的な舞の披露でまつり気分を盛り上げる

このイベントに花を添えるのは、1日目は県の無形民俗文化財に指定されている三戸町の斗内獅子舞。2日目には国の無形民俗文化財であるえんぶりを披露。隣り町・南部町の福田上えんぶり組による勇壮で華麗な摺りと子どもたちによるかわいらしい祝舞に、会場には大きな拍手が沸き起こった。また、三戸ちんどん屋愛好会によるユーモラスな呼び込みも行われ、街のにぎわいに一役買っている。

福田上えんぶり組「どうさいえんぶり」

街ゆく人にパフォーマンスする三戸ちんどん屋愛好会

寒さをしのいでおなかも満たす

空き店舗を利用したくつろぎ横丁には、軽食の販売や無料休憩所、空き地には若い人たちに人気のケータリングカーを集めた広場、買い物だけでなく胃袋を満たすお店も充実。無料の三戸せんべい汁のおふるまいや温かいココアも配られ、たくさんの人でにぎわう。子どもたちが遊べる「遊遊ランド」もあり、小さな子から大人まで楽しめるイベントだ。来年の「まける日」は何を狙おうか・・・

若い人たちに人気のケータリングカー

まける日を体験して三戸ファンに

約1kmに連なる5つの商店会の約50店舗で独自の「おまけ」を用意している。大幅割引や景品がついた大売り出しが行われる食料品店、雑貨店が多い中、神仏具店や理髪店などでもサービスが受けられるなど、各店が、日ごろの感謝の気持ちを込めて趣向を凝らしたサービスで買い物客に還元している。中には昔ながらに早朝からオープンしているお店もある。

南部藩の古い城下町に伝わる「まける日」を体験して、人が集い、もてなしの心豊かな三戸ファンに!

三戸町の情報はこちら

三戸町ホームページ https://www.town.sannohe.aomori.jp

三戸町公式Facebook https://www.facebook.com/Sannohe.Nyago/

[青森・秋田スポーツマガジンStandard青森・秋田 ライター 向谷地 美香]