青森県唯一のホップ収穫中です【田子町】

2021/09/07 - 田子町 | 移住担当職員のつぶやき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんこんにちは。

初めて投稿させていただきます。

神奈川県より移住し、今年度5月から田子町地域おこし協力隊に着任しましたKです。

移住担当者として、今後こちらの投稿もさせていただきますのでよろしくお願いいたします(*´ω`*)

さて、田子町に移住してからそろそろ4カ月目になりますが、

刺激的な毎日を過ごさせていただいています。

まず、田子町は空気がおいしい!

真夏でも水道水が冷たい!

真夏でも夜が涼しい!

自然がいっぱいでどこもかしこも花が咲いている!

小さい丘や山の緑が織りなす景色が美しい!

夏の野菜のいただきものが冷蔵庫に入りきらない!

などと、嬉しく楽しい日々が続いています。

大変な事ももちろんありますが、毎日幸せです。

田子町についてまだまだ書き足りないですが、追々皆さんにご紹介していこうと思います。

初めてとなる今回は、

青森県県内で、そして町内で唯一のホップ契約栽培農家である、田沼さんのホップの「花」の収穫を取材しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上/高所作業車に乗りながら、茎に残ったホップを収穫している様子

 

昨年の担当者の投稿を見た方はご存知かもしれませんが、ホップの「花」といいましたが、

一般的なビールを作るために必要なのは、ホップ全体ではなく「花」の部分なんです。

1枚目の写真にあるように、薄い緑色の実のように見えるものが「花」です。

春先から畑に支柱を立ててヒモを結び、成長とともにホップの茎が上に絡まっていき、

地上から5mぐらいの高さまで伸びます。そのあと花が大きく実ってきたら収穫をします。

作業手順としては、

①茎を足元で切る

②伸びた茎とともにヒモごと引っ張り落とす

③集めて小屋まで運搬

③脱穀機のような機械でホップ(花)&葉と茎に分ける

④葉は機械で粉々にして堆肥用にまわす

⑤ホップを選別機で選別

⑥⑤からベルトコンベアで運ばれ、ヒーターのような機械の中で乾燥

⑦乾燥が終わったらサッポロビールの工場へ運ぶ

今回収穫したホップは、今年の10月頃にビールに生まれ変わり発売されるそうです。

写真のように、私も高所作業車に乗らせていただいたのですが・・・

立っていられないと思うくらい怖かったです。

もしかすると様々な農作業の中で、ホップ収穫は一番高い場所での作業なのではないかと思います。

危険な上に、高所において日影がなく暑さ厳しい中での作業です。

どんな農作物でもご苦労は多いと思いますが、本当に大変な仕事だと思いました。

田沼さんのホップがビールに仕上がったら、

しばらく会えていない神奈川の実家の父と母に送りたいと思います。

全国販売されますので、皆さんも是非ご購入のうえ味わってみてください。