五戸の空き店舗のシャッターを20年ぶりにオープンしたら、ステキなことが起こっていた。
移住コーディネーターのカザマです。
先日五戸町で、五戸の未来について語るイベント「gonohe de トーク」が開催されたので行ってきました。
会場に入ってみると、なんとこんなにオシャレな空間が広がっていました!
実はここ、20年ほど空き店舗になっており使われていなかった場所なんです。
こちらの空き店舗は、1階が服屋さん(近所のケーキ屋さんによると「しまむら」みたいな感じだったとか)、2階が喫茶店だったそうです。
企画・進行は久慈美穂さん。久慈さんは倉石出身。現在は三沢市にお住まいのイベントプランナーさんです。「五戸のためになにかしたい!」という思いで、子どもたちが五戸を楽しめるイベントや、ママも一緒に楽しめるイベントなどを手掛けています。
パネラーは五戸で様々な活動をされている方々です。久慈さんの進行で、各パネラーの活動や、町への思いを知ることができました。
・五戸の魅力は「人」。つながりもなくUターンしてきたが、いつもいろんな人が協力してくれる。
・仕事で訪れたとき、商店街のシャッターが開いている(=シャッター街ではない)ことにまず驚いたし、どこのお店に入っても会話が弾んだ。人が温かいなと感じた。
・ずっと五戸に住んでいると、子どものころにあった風景がちょっとずつなくなっていくのがさびしい。町に合った、背伸びしない形でこの町をの景色を残していきたい。
・子どもたちがこの町を楽しみながら育てば、大人になって町を離れたとしても「いつか帰りたい」と思ってくれるんじゃないか。そのためには大人も楽しむことが大事。
・ほかと比べずに、町民おのおのが幸せに暮らせたら、それだけですごく幸せな町になると思う。
・地域活動に参加してくれる人が減っていることを課題と感じている。
・表面的な、人を呼ぶためだけのイベントじゃなく、住んでる人の意識を変えることが必要。
などなど、リラックスした雰囲気ながらも、みなさん真剣に町のことについて話していました。
自分の住んでいる町に対して思うことはあっても、それを表に出す機会はなかなか少ないのかもしれません。いろんな立場の人が集まって、それぞれが「いち住民」として町のことを話したり聞いたりできるのがすごくいいなと思いました。これまで知らなかった人との出会いを生むきっかけにもなっていましたよ。
久慈さんによると、このイベントはこれからも継続して開催の予定だそうです。次回の開催が決まったらこちらでもご紹介したいと思います。興味を持った方はぜひ次回をお楽しみに。