ヨソモノから見た八戸圏域の魅力って?-第三回移住者交流会イベントレポ-

2018/03/06 - 移住担当職員のつぶやき

移住コーディネーターの風間です。

2月18日に移住者交流会を開催しました。「首都圏からみた八戸圏域の魅力再発見」をテーマに、移住経験者やまちづくりに取り組む方々など、約20名にご参加いただきました。

 

ゲストはTURNSの須井直子(すい なおこ)さん。昨年7月に取材で八戸圏域を訪れ、当時4歳の息子さんとふたりでお試し暮らしを体験。滞在中は南部町のお試し住宅や民泊を利用しました。
交流会では、働く女性として、子どもを育てる母として、須井さんが取材の中で体験したことや、感じたことについてお話をしてもらいました。その中で、わたしが特に印象に残っているエピソードを3つご紹介します。

 

①一軒家で子供も親もストレスフリー!!

普段横浜市で暮らす須井さん親子は、実は一軒家に滞在するのは今回が初めてだったそう。いつもは走り回る子どもを叱ることも多かったそうですが、お試し住宅も土地も広く、どれだけ子どもが騒いでも気にしなくて良かったそうです。心に余裕を持って子育てできる環境、親にとっても子どもにとってもいいことですよね。

 

②産地最強!何を食べてもおいしすぎる!

南部町の保育園にお試し体験入園をした息子さん。南部町といえば、さくらんぼが特産ですが、なんと息子さんはさくらんぼが食べられなかったそうです。しかし、体験入園中にさくらんぼ狩りに連れて行ってもらい、南部町のさくらんぼはおいしいと言って食べたそうです。フルーツに限らず、野菜もお肉も八戸圏域でたくさん作られています。鮮度のいい食材が日常的に手に入ることはすごく豊かなことですよね。

 

③「あのおじいちゃん、英語しゃべってるよ」

最終日、民泊を体験した須井さん親子。息子さんは滞在先のおじいちゃんの南部弁がまったくわからず、「あのおじいちゃん、英語しゃべってるよ」とつぶやいたそうです。しかし、しばらくすると理解しあえて、すごく仲良くなったそうです。実際、移住してきて言葉の壁にぶち当たる人は多いですが、子どもにとっては外国語に聞こえるんだなぁと、笑っちゃいました。

 

「分からないことの方が多くて来るまでは不安の方が大きかった」そうですが、今ではすっかり親子で青森のファンになってくれた須井さんからたくさんのお話を聞いて、会場からも自分たちの町に対する思いが聞かれ、魅力の再発見につながったようでした。

 

ご参加いただいたみなさん、ゲストにお越しいただいた須井さん、ありがとうございました。