たっこまちの暮らしを楽しもう。バーチャルでは体験できない生活(田植え編)

2020/06/19 - 田子町

今回より、田子町に移住した場合に体験できる様々な暮らしの情報を

シリーズで発信させていただきます。

第1回目として、田子町において体験できる「田植え」についてのレポートをご報告いたします。

まずは、町立小学校の「田植え体験」についてです。

小学校では、毎年5月末に田植え体験が行われています。

学校の人数規模により、全学年が体験できる学校、上級生のみ体験できる学校と別れていますが、これを実施する目的は

児童が実体験を通して「食への関心や、生きるうえでの働くといったことを学んでもらえる機会」として、長年にわたり行われているものです。

今年は、新型コロナウイルスの影響により、規模を縮小して各校で実施されました。

児童たちは、はだしで田んぼに入り、素足でしか感じられない泥の感触を楽しみながら手植えで作業を行いました。

児童に田植えの大切さを説明する校長先生

今後は毎日保護者により水管理され、秋には鎌を使った収穫、乾燥、脱穀、そして餅つきまで行われます。

 

田植えする児童

今から秋がとても楽しみですね。

 

次に取材させていただいたのが、町内でこだわりの農業を実践している宮村祐貴さんの圃場です。

宮村さんは、地元へのUターンを機に就農し、農薬、化学肥料、除草剤、動物性堆肥を一切使用しない、

にんにく、麦、米作りなどを実践しています。

現在は「みやむ~のにんにく」として、首都圏でのにんにく販売や、SNSでの田子町情報を発信し活動をされています。

この日の田植えでは、町外から田植え体験をしたい人を集い、2反歩ほどの圃場を4時間ほどかけてすべて手植えをしていました。

植えられた稲の品種は「亀の尾」。

「亀の尾」という品種は、日本酒好きの方なら知らない人はいないだろうというほどの、酒造好適米として使われることが多い品種

だそうです。

宮村さんは食用として栽培しており、近隣でも非常に珍しい栽培をしています。

作業開始の前に、宮村さんはこの手植えでの「田植え」を実践する意味を語ってくれました。

農業の大事さ、食への感謝の意味など、聞いていてなるほどなと思わせるお話ばかりでした。

宮村さんのところでは、季節に応じた農作業体験をしたいかたを募集していますので、ご興味ある方はSNSでの問い合わせ、または田子町の移住担当までご相談下さい。

次回は、田子町と言えばの、にんにく収穫についてです。

みやむ~のにんにく(宮村さんHP)

問い合わせ先

田子住民課 子育て定住移住支援室 0179-23-0678

e-mail takko0303a@town.takko.lg.jp

#田子町#自然体験#農業体験#小学校#田舎のくらし#子育て#リモートワーク#Uターン#Iターン