たっこまちの暮らしを楽しもう 第5弾 「実りの秋」編
シリーズでお伝えしている「たっこまちの暮らしを楽しもう」が第5弾となりました。
今回は春からお届けしてきた、町内小学校のお米に関する収穫編となります。
収穫期の雨の影響もあり、今年の稲刈りは予定より遅れ10月初旬に実施されました。
子どもたちの稲刈りは、稲刈り鎌を使い一株ずつ丁寧に刈り取られ、
学校敷地内で収穫したお米を自然乾燥させ、脱穀作業までを行います。
現代では、お米は収穫されるとすぐに乾燥機などで強制乾燥をしますが、子供たちの学習では
あくまで昔の方法で学ぶことが目的となっているため、学校の塀に刈り取りした稲をかけ、
約一か月間、天日において自然乾燥を行いました。
乾燥後には、保護者と一緒に脱穀作業を行い、いよいよ精米へと進んでいきます。
精米された米(もち米)で、自然の恵みに感謝しつつ、地域の方と一緒に
餅つきをして今年の収穫を味わいました。
来年はこちらの小学校ではキャリア教育の一環として、直売所での米の販売を考えているようです。
自分の手で植えた稲が育ち管理し、口に入るまでの体験は、教科書では学べないことですよね。
このような伝統を守るため、田舎の学校教育を望む方には、是非田子町に住んでいただきたいと思います。
※例年は、地域の方含めて収穫祭を行っていますが、今年は新型コロナウイルス対策のため
会食は中止されました。
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