暖かな思い出を追憶させるひまわり達~山の楽校~
今日は、八戸市にインターンシップをされている根城さんに八戸市の魅力を体験・取材していただきました!
夏休み最終日である21日にも、八戸市南郷地区にある「山の楽校」では、ひまわりと多くの人々の笑顔が咲き乱れていました。
山の楽校は、ダム建設の影響を受け、廃校になった小中学校を利用しており、梅干づくり等の体験や自然を楽しむことができる施設です。学校自体もその姿をかつてのまま残しており、食堂として使われている体育館に入ると懐かしさがこみ上げて来きます。
山の楽校の数ある魅力の中でも、なお目を引かれるのは、ひまわりとそばの花から生まれる美しい風景です。視界いっぱいに広がる淡く、鮮やかな白と緑、そして輝くような黄が融合した芸術は訪れた多くの人を喜ばせていました。
山の楽校の会長から話を伺ったところ、「このひまわり畑は山の楽校の方々の気まぐれ」という驚きの理由でつくられていました。元々あったそばの花の美しさを際立たせるために、黄色のひまわりを植えてみよう。といった遊び心から生まれたのだと言う。3万本から始まり、10年近く経つ今では200万本のひまわりを咲かすことを目標に掲げる等、東北最大級のひまわり畑になっている。
ひまわりとそばの花が力強く校舎に向かい咲き誇る光景と、そこから生まれた人々の豊かな交流は、暖かな感情を私たちに与えてくれる。 この山の楽校では、きっと日常では見つけることができない心の隙間を埋める、幸せの1ピースを拾うことができるだろう。
インターンシップ研修生 根城 大夢